長かったコロナ禍も一段落をし、社会活動も活性化の兆しが見えてきました。ターニングポイントにある障害者福祉において、この失われた4年間はあまりにも大きなものでしたが、全員が一丸となり活発な活動を行っていきたいと考えています。会員各位のご協力の程、よろしくお願い致します。
今年度は、京都市との予算要望政策懇談会を、着実に開催したい。2023年度は近畿地区知的障害者施設関係職員研修会を開催したが、その開会に京都市からは出席が得られなかった。市会の開催中で予定が立たないとのことであったが、京都府からは出席もあり、平素からの関係づくりが希薄になっているのではないかという反省があった。以前は毎年度、予算要望書の提出と政策懇談会を実施できていたが、今年度はこの予定を立てていく。
京都府とも、同様に懇談会の設定が望ましい。今年度は報酬改定のあった年度でもあり、各法人・事業所の運営状況に影響が出ていないか気になるところである。
政策委員会としては、各事業所にアンケートをお願いし、運営への影響の有無についてまとめた上で予算要望政策懇談会に臨みたい。アンケートについては、メールで依頼する。
令和6年度の報酬改定における主な内容についても触れられているが、障がい者の意思決定支援を推進する方策について、配慮して適切な支援内容が求められている。そこで今年度研修のテーマを「意思決定支援」とし、連携できる種別部会と一緒に研修会を開催して、利用者の地域生活への移行や日中活動利用の意向調査、個別支援会議やサービス担当者会議などへの本人参加など、事業所として求められる支援についての確認と実践報告や情報交換を行うべく、研修の機会を設けて意識向上をはかる。
虐待防止措置・身体拘束の適正化についても、引き続き各施設での研修や対策が求められるところである。継続して人権倫理委員会と協力してより良い支援につながる研修会や情報共有の機会となる研修会を企画する。
事業所の利用者に喜ばれる行事を通して、文化的に豊かな時間を提供します。
昨年度と同様に3箇所の会場にて、「コンサートの集い」を開催します。
令和6年11月27日(水)京都府中丹文化会館(綾部市)
令和6年12月18日(水)文化パルク城陽(城陽市)
令和7年2月中旬頃 京都コンサートホール(予定)
クラウド上でのデータ管理を継続実施し、スムーズな編集作業に繋げる
利用者ご本人に焦点を当てた「Spotlight」の継続掲載
特集ページ(商品紹介)の充実
施設訪問記事の掲載
WEB/対面を併用した会議形態の検討。
部会員間の情報共有のためのツールの模索と導入。
*編集に係るデータの保存・管理方法の見直し。
障害のある方の暮らしの場が多様化する中、今では施設入所者を上回る方が全国のグループホームにて過ごされています。地域での暮らしには、グループホーム利用が優位にあるのは間違いありませんが、他方で、ヘルパー制度を使いながら一人暮らしやシェアハウス暮らしをされている方もあります。
増え続けるグループホームの質を維持向上し、ヘルパーなど利用できる制度の充実を図ることがご利用者の暮らしを守る上では重要です。事業所同士の顔の見える関係性を樹立し、情報共有を行うこと、支援に携わるスタッフのスキルアップを重点事項として取り組んでまいります。
上記の課題と事業計画を新体制のもとで、具体的な日程と内容を詰めていく。
部会の「テーマを決めた事例検討」は成人・児童の事例検討に追加して、成年後見・権利擁護・意思決定支援の事例や課題について検討するグループを作りました。
近畿知福協では、11月に講演会+事例検討のグループワークをする予定で日程調整をしています。
以前の年度等に実施したアンケートおよび懇談会の結果をもとに委員会を開催。
懇談や情報交換を行いながら研修等に活用できるよう検討していく。
施設間交流も行い、支援者同士のつながりも深めていきたい。
学びの機会や場面を相談支援部会等と協議し、実施する。